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K.Y

年齢:

88歳 (2020年1月インタビュー時点)

性別:

男性

生年月日:

1931年

居住地:

東京都練馬区

同居家族:

妻と2人暮らし

職業:

元ダンサー・振付師・音楽大学教員

発症年齢:

86歳頃

診断名:

アルツハイマー型

要介護度?介護保険制度において、心身の状況に応じて判定される介護の必要度。なんらかの社会的支援を要する要支援(1・2)、部分的(要介護1)から最重度(要介護5)の介護を要する要介護の段階がある。:

要介護1 (2020年2月時点)

介護保険サービス利用:

週に1回デイサービス利用

当事者同士の集まり頻度:

週に2回オレンジカフェや地域サロンに参加

これまでのあゆみ

2012年(80)

長年、一つのジャンルによらず幅広いダンスの技術を身につけ、ダンサー・振付師・音楽大学の教員など、多方面で活躍・重宝され働いていた。年齢のため退職する

2018年(86)

10月 妻が夫の様子の変化に気づく。同じことを何度も言ったり、前は言わないようなことを言ったりするので、病院受診を夫に勧める

2018年(86)

夫は自分は健康でなんでもないからなぜ受診する必要があるのかと受診に同意しない
妻はみんな受けているものですよ、と伝え、2人で受診する

診断

2018年(86)

神経心理学検査を受けた結果、認知症の診断を受ける

2020年(88)

介護保険の申請はしておらず、「認知症に関心がある人や認知症のある人」が集まるオレンジカフェに行ったり、日中は電車に乗って行きつけのお店で昼食をとりカフェに行くなどして過ごしている

人生・生活の喜び

1

発症前後で変わらない喜び

ダンスをすることや芸術鑑賞。油絵も好きで、自分の真似をして息子が描いた絵を部屋に飾っている

2

発症前後で変わらない喜び

ダンスを教えること。クラシックからソーシャルダンスまで幅広く踊れる。みんなができるようになると嬉しい

3

発症前後で変わらない喜び

新聞や読書。父親が沢山本を読む人で、その影響でいろんな本を読んだ

今後やってみたいこと

今の状態がこのまま寿命まで続いていくこと。
身体とどこまで付き合えるか。
もし地域にダンスを教える機会があれば、高齢の方にダンスを教えられるといいなと思う。
地域や昔の仲間はみんながよくしてくれる。仲間とわかり合うと楽しめる。

原村(日本で一番古いペンションビレッジ)にもう一度行きたい。あそこはなんでもあって、家族で1日過ごしても飽きないほどとても楽しかった。

生活課題

心身機能障害

社会へのメッセージ

自分の人生は満足しています。本当に楽しかった。もうこのまま寿命が来てもいいと思っています。
みんな「我がまま」、あるがままで良いと思っている。
いやなことがあると爆発してしまいがちだったが、最近は抑えられるような年齢になった。このままそれを抑えられるか、妻を傷つけることなくいられるかが気がかりです。