山下 修司
やました しゅうじ
年齢:
70 歳 (2019年11月インタビュー時点)
性別:
男性
生年月日:
1949年
居住地:
東京都
同居家族:
妻と2人暮らし
発症年齢:
63 歳
診断年齢:
67 歳
診断名:
アルツハイマー型
認知症の評価スケール?Mini-Mental State Examination(MMSE)
国際的に最も広く用いられている本人への質問式の認知症のスクリーニング検査。見当識、記銘力、注意・計算、言語機能、口頭命令動作、図形模写等の認知機能の評価からなり、総得点30点で一般に23点以下を認知症の疑いとする長谷川式スケール(HDS-R)
我が国で広く用いられている本人への質問式の認知症のスクリーニング検査。年齢、見当識、3単語の即時記銘と遅延再生、計算、数字の逆唱、物品記銘、言語流暢性の9項目からなり、総得点30点で、一般に20点以下を認知症の疑いとする。:
MMSE 20点台
要介護度?介護保険制度において、心身の状況に応じて判定される介護の必要度。なんらかの社会的支援を要する要支援(1・2)、部分的(要介護1)から最重度(要介護5)の介護を要する要介護の段階がある。<:
要介護1 (2019年11月現在)
介護保険サービス利用:
週に4回デイサービス利用
これまでのあゆみ
2011年(62)
ゴルフで自分が今いくつ打ったかわからない、冷蔵庫の中に何かがあるが、誰が作ったかわからないなどを経験する
2011年(62)
ゴルフのスコアの足し算、引き算ができなくなってきたが、こんなものかなと思っていた
2012年(63)
脳が萎縮しており、それに伴う機能低下がある。脳腫瘍の手術を行い、高次脳機能障害が発現する
2013年(64)
崖から落下により足、腰の手術の後、認知機能の低下が進んだように感じる
2015年(65)
シャンプーとリンスの違いが分からなくなる。デイサービスを利用し始める
診断
2015年(66)
抗認知症薬を貼り始める
2015年(66)
デイサービスに来ている皆の名前がわからなくなって「誰々さんって、どんな人?」と思うが、特徴では覚えているので特に問題はなく過ごしている
人生・生活の喜び
1
今は諦めてしまった喜び
ゴルフ
2
発症前後で変わらない喜び
チャーハンが大好き。デイサービスでみんなで昼食を決めるとき、チャーハンに決まるととても嬉しい
3
発症後の喜び
デイサービスで畑をできること。土や草と触れられるのは心が落ち着いて良い
4
発症後の喜び
デイサービスの皆と仲良く過ごせること
今後やってみたいこと
身体が動かないので、今は何もないけれど、デイサービスの大事な仲間とぶどう狩りに行けたりするのが嬉しい。ずっと続けばいいなと思う。
生活課題
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生活11分類生活課題DATA心身機能障害知恵
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シャンプーとリンスの違いが分からなくなる
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イメージは出てくるが、人や物の名前が分からない
心身機能障害
社会へのメッセージ
気の合った仲間同士で遠くに行けるイベントがあったりと、デイサービスをもっと大切にしてもらいたいと思う。市レベルで大事にしてほしい。ここのデイの人たちは本当に頑張っていると思う。