認知症とともに生きる
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T.T

年齢:

85 歳 (2019年12月インタビュー時点)

性別:

女性

生年月日:

1934年3月7日

居住地:

東京都新宿区

同居家族:

夫と2人暮らし

職業:

元洋裁手仕事

発症年齢:

80 歳頃

診断年齢:

80 歳

診断名:

認知症

認知症の評価スケール?Mini-Mental State Examination(MMSE)
国際的に最も広く用いられている本人への質問式の認知症のスクリーニング検査。見当識、記銘力、注意・計算、言語機能、口頭命令動作、図形模写等の認知機能の評価からなり、総得点30点で一般に23点以下を認知症の疑いとする長谷川式スケール(HDS-R)
我が国で広く用いられている本人への質問式の認知症のスクリーニング検査。年齢、見当識、3単語の即時記銘と遅延再生、計算、数字の逆唱、物品記銘、言語流暢性の9項目からなり、総得点30点で、一般に20点以下を認知症の疑いとする。
:

認知症高齢者の生活自立度 Ⅱa (2018年3月)

要介護度?介護保険制度において、心身の状況に応じて判定される介護の必要度。なんらかの社会的支援を要する要支援(1・2)、部分的(要介護1)から最重度(要介護5)の介護を要する要介護の段階がある。<:

要介護1 (2018年3月)

介護保険サービス利用:

週に2回デイサービス利用

これまでのあゆみ

診断

2014年(80)

圧迫骨折から家事ができなくなり、もの忘れやものの名前が出てこなくなる。認知症の診断を受ける。主治医は「加齢に伴う」とのことで病型は不明

2018年(84)

デイケアに行けなくなる。刺激を受けるために家から外に出たほうがいいという夫の希望で、夫が情報収集をする

2018年(84)

うちにいてもしょうがないし、体操をやっていたり、お風呂にも入れる近くの夫が知り合いから紹介を受けた看護小規模多機能型居宅介護へお世話になる

人生・生活の喜び

1

今は諦めてしまった喜び

孫の洋服や地域の人から頼まれた洋裁。ブラウスや和服、編み物など、いろいろ頼まれていた

2

発症前後で変わらない喜び

通所している事業所に歩いてこられること。これだけで幸せ

3

発症前後で変わらない喜び

法事のときにきょうだいで集まれること

4

発症前後で変わらない喜び

娘婿が車でドライブや旅行に連れて行ってくれたり、娘が孫とよく尋ねてくれたりすること

今後やってみたいこと

元気で歩いて、自分のことは自分でやれればいいな、面倒をかけなければいいなと思います。
主人と温泉に行きたいです。

生活課題

スケジュール

喜び

2

喜び

1

喜び

3 4

心身機能障害

社会へのメッセージ

元気で子供が会いに来てくれたらいいなと思います。旅行に連れて行ってくれたりもするので、嬉しいです。