山本トシ子(仮名)
年齢:
90 歳 (2020年11月時点)
性別:
女性
生年月日:
1930年
居住地:
東京都国立市
同居家族:
独居(グループホーム居住)
診断年齢:
87 歳
診断名:
アルツハイマー型
要介護度?介護保険制度において、心身の状況に応じて判定される介護の必要度。なんらかの社会的支援を要する要支援(1・2)、部分的(要介護1)から最重度(要介護5)の介護を要する要介護の段階がある。<:
要介護1 (2020年11月現在)
これまでのあゆみ
2016年(86)
夫の逝去後、長女家族と同居していたが、自宅での転倒がきっかけでベッド上での生活が続く
診断
2017年(86)
血便がみられたことから救急搬送され、入院生活となる
このとき医師の働きかけで介護保険を申請し、主治医意見書にアルツハイマー型認知症と記載される(明確な診断経緯は不明)
2017年(86)
退院後、自宅に戻りベッド上での生活が続く
在宅診療、訪問介護(排泄、食事、口腔ケア、清拭、食事介助)、訪問看護、訪問リハビリを導入
2017年(87)
リハビリの成果が出始め、ベッド上の生活から歩行器を使った歩行ができるまでに回復
2017年(87)
デイサービスを週3で利用開始
当初デイサービスの送り出しを行っていたが、日が経つにつれて10mほどの距離がある玄関先の階段を自分で荷物をもって降りられるほどまで回復
2018年(87)
しばらく自宅での生活を継続していたものの、同居家族の介護疲労もあり、グループホーム入居を検討し始める
2018年(88)
グループホーム入居も視野にいれ、デイサービスで通っていた特別養護老人ホームでショートステイを定期的に開始する
2018年(88)
グループホームに空きが出たこと、留守宅で一人で鍵を開け道路に出るようなことがあり入居を決める
ショートステイを利用していたこともあり、住み替えがスムーズにできた
娘は、「自宅で同居し介護されていた記憶が定かでないことが、住み替えに抵抗がなかった大きな理由で、本人にとっても、私にとってもよかった」と思っている
2020年(90)
グループホーム職員、他居住者との交流に加え、グループホーム併設のデイサービスや地域交流センターでの交流がある
自由時間には、ビーズのアクセサリーを製作したり、編み物をしたり、散歩をしたりとグループホームでの生活の中で楽しみや趣味をみつけて生活している
気分があがるピンク色が好きでマニキュアなどを塗ったりとおしゃれも楽しんでいる
今後やってみたいこと
やりたいことはやれている
生活課題
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生活11分類生活課題DATA心身機能障害知恵
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散歩に行くと道がわからなくなるわからなくなったときには付添のグループホームの職員さんに聞く
心身機能障害
社会へのメッセージ
無理せず自由に楽しく過ごすことが大事