認知症とともに生きる
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根本 功

ねもと いさお

性別:

男性

居住地:

東京都

同居家族:

妻と2人暮らし

職業:

元印刷会社製版担当

発症年齢:

78 歳

診断名:

アルツハイマー型

認知症の評価スケール?Mini-Mental State Examination(MMSE)
国際的に最も広く用いられている本人への質問式の認知症のスクリーニング検査。見当識、記銘力、注意・計算、言語機能、口頭命令動作、図形模写等の認知機能の評価からなり、総得点30点で一般に23点以下を認知症の疑いとする長谷川式スケール(HDS-R)
我が国で広く用いられている本人への質問式の認知症のスクリーニング検査。年齢、見当識、3単語の即時記銘と遅延再生、計算、数字の逆唱、物品記銘、言語流暢性の9項目からなり、総得点30点で、一般に20点以下を認知症の疑いとする。
:

MMSE 20点台

要介護度?介護保険制度において、心身の状況に応じて判定される介護の必要度。なんらかの社会的支援を要する要支援(1・2)、部分的(要介護1)から最重度(要介護5)の介護を要する要介護の段階がある。<:

要介護1

当事者同士の集まり頻度:

2−3ヶ月に1回家族会に参加、依頼され講演もしている

これまでのあゆみ

2015年

定年になって技術のアップデートから引き離される感覚があり、なんのために生きようかと目的がなくなる

診断

2016年

同じことを何回も繰り返すので、妻と病院を受診

2016年

内服薬が合わず、何遍も怒鳴ったり、わけのわからないことで怒ったりする。この先どうなってしまうのだろうと涙する。
内服薬を変えてみる

2016年

他の病院へ行っても同じ診断を受ける。医者が言うならそうだろうと思うが、もの忘れは歳を取ったら皆なるので病気ではないのだと思う

人生・生活の喜び

1

発症前後で変わらない喜び

なかなか達成が難しい目的を達成した時

2

今は諦めてしまった喜び

オートバイ

今後やってみたいこと

今が続けばそれでいいと思う

生活課題

探し物

服薬

喜び

2

喜び

1

心身機能障害

社会へのメッセージ

目的を達成するためには社会に出ることが必要だと思う。その中で失敗しても向上心を持ってチャレンジすることが大事だと思います。個人でも会社でも、絶えずこれでいいと満足しないで、前を向いていく。今の状況を向上させるためにやっていく。
自分は昔は企業戦士で、技術革新、進歩と向上のため、いろんなことに興味を持って首を突っ込み、なんでもやっていました。
今は気力がなくなって自分の頭で考えられないなどがあるので、歳も歳だから今が続けばそれでいいとは思っていますが、認知症という概念自体に疑問があります。病気ではなく症状ですから。
歳を取ればみんな少し忘れっぽくなったりするのが当たり前なので、私は年相応だと思ってあまり気にしていないんですよ。