認知症とともに生きる
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高松 みき(仮名)

年齢:

90 歳 (2019年11月)

性別:

女性

生年月日:

1929年

居住地:

埼玉県さいたま市

同居家族:

3人暮らし(娘夫婦と同居)

職業:

昔洋裁の仕事をしていた

発症年齢:

86 歳

診断年齢:

86 歳

診断名:

老人性認知症

認知症の評価スケール?Mini-Mental State Examination(MMSE)
国際的に最も広く用いられている本人への質問式の認知症のスクリーニング検査。見当識、記銘力、注意・計算、言語機能、口頭命令動作、図形模写等の認知機能の評価からなり、総得点30点で一般に23点以下を認知症の疑いとする長谷川式スケール(HDS-R)
我が国で広く用いられている本人への質問式の認知症のスクリーニング検査。年齢、見当識、3単語の即時記銘と遅延再生、計算、数字の逆唱、物品記銘、言語流暢性の9項目からなり、総得点30点で、一般に20点以下を認知症の疑いとする。
:

HDS-R 19点 (診断時)

要介護度?介護保険制度において、心身の状況に応じて判定される介護の必要度。なんらかの社会的支援を要する要支援(1・2)、部分的(要介護1)から最重度(要介護5)の介護を要する要介護の段階がある。<:

要介護2 (2019年11月)

障害等級(障害者手帳)<?障害者手帳は、一定の障害があることを認定するもので、各種支援策が講じられる。認知症で身体に障害がない場合は「精神障害者保健福祉手帳(1級から3級)」、身体に障害がある場合は「身体障害者手帳(1級から7級)」を申請することができる。いずれも1級が重度。:

身体障害者手帳 2級 (2019年11月)

介護保険サービス利用:

月曜〜金曜日:午前・午後 訪問介護
土曜日:午前 訪問介護

これまでのあゆみ

2013年(84歳)

心臓が苦しく受診し、心臓弁膜症で1ヶ月半入院する
自宅で一人の時間帯の食事等が不安なため訪問介護の利用を開始する

2015年(86歳)

自宅の玄関で転び、右大腿骨を骨折。入院して手術を受け、約3ヶ月入院する
入院中に、天井や壁に虫が見えたり、意地悪をされるという声があった

診断

2015年(86歳)

入院中の状態はせん妄の可能性もあったが、退院後、改めて専門医を受診し、老人性認知症と診断を受ける

人生・生活の喜び

1

今は諦めてしまった喜び

友達と電話で話すこと(難聴で電話での会話がしにくいため今は難しい)

2

発症前後で変わらない喜び

服を買うこと。特に帽子

3

発症前後で変わらない喜び

好きな服を着たり帽子をかぶること

4

発症前後で変わらない喜び

花を育てること(発症前は畑でやっていたが、今は家の中で育てている)

5

発症前後で変わらない喜び

台所に立つこと

6

発症前後で変わらない喜び

ひ孫と一緒に過ごすこと

今後やってみたいこと

帽子を買いに行きたい。

生活課題

スケジュール

約束

食卓

調理家電

食事の準備

喜び

2

喜び

3

喜び

5

喜び

4

喜び

1 6

心身機能障害