K.S
年齢:
67 歳 (2019年3月インタビュー時点)
性別:
男性
生年月日:
1951年
居住地:
東京都板橋区
同居家族:
妻と子どもとの3人暮らし
職業:
元化粧品会社の研究・宣伝
発症年齢:
64 歳
診断名:
前頭側頭型
要介護度?介護保険制度において、心身の状況に応じて判定される介護の必要度。なんらかの社会的支援を要する要支援(1・2)、部分的(要介護1)から最重度(要介護5)の介護を要する要介護の段階がある。<:
要介護3 (2019年3月時点)
障害等級(障害者手帳)<?障害者手帳は、一定の障害があることを認定するもので、各種支援策が講じられる。認知症で身体に障害がない場合は「精神障害者保健福祉手帳(1級から3級)」、身体に障害がある場合は「身体障害者手帳(1級から7級)」を申請することができる。いずれも1級が重度。:
精神障害者保健福祉手帳 2級 (2019年3月時点)
介護保険サービス利用:
週に2回デイサービス(筋トレ・整体)、月に1回ケアマネ訪問
当事者同士の集まり頻度:
月に1回当事者の会に参加
これまでのあゆみ
2015年(64)
自覚はなかったが、妻から行動がおかしい(外出したがらず家に引きこもる、入浴しないなど)と言われる
車を運転している時に危ない経験をする
2015年(64)
すぐにかかりつけ医を受診し、心療内科医院と脳外科病院を紹介される
前者では長谷川式をとり、後者では検査を勧められたが拒否する。睡眠中に検査するため検査入院をする
診断
2015年(64)
それらの結果からより大きな病院の神経内科を紹介され、ついに4医院目で認知症と診断される
2015年(64)
診断直後は脱力し、外出を含めて何もやりたくなる
2015年(64)
退職後、厚生年金・企業年金を受給する
若年性認知症の会につながり、現在は楽しんでいる
人生・生活の喜び
1
発症前後で変わらない喜び
旅行や温泉
2
発症後の喜び
月1回の飲み会
3
発症前後で変わらない喜び
切手やコインの収集
今後やってみたいこと
古物商の免許を取り、仲間とコインのお店を開きたい。畑仕事をしたい。
生活課題
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生活11分類生活課題DATA心身機能障害知恵
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やる気がなくなり、ひげ剃りなどの身だしなみを自分で整えることができない
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だるくて何もやる気が起きない、外にも出たくない
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検査が嫌で、病院から逃げ出す
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歯磨きさえもやる気がなく、何もしたくなくなる
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何度も行った家内の実家に車で向かう途中、全く違う方向に行ったり来たりした
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寒さや暑さに敏感になり、散歩に行けない
心身機能障害
社会へのメッセージ
なにしろ認知症は早期発見が肝心。
現状維持以上を医療・社会・家族・近親者とともに目指していきたいです。