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生川幹雄

いくかわ みきお

年齢:

69 歳 (2019年7月インタビュー時点)

性別:

男性

生年月日:

1949年

居住地:

東京都町田市

同居家族:

妻と息子と4人暮らし

職業:

元大手商社勤務

発症年齢:

63 歳頃

診断名:

アルツハイマー型

要介護度?介護保険制度において、心身の状況に応じて判定される介護の必要度。なんらかの社会的支援を要する要支援(1・2)、部分的(要介護1)から最重度(要介護5)の介護を要する要介護の段階がある。<:

要介護1 (2019年7月時点)

介護保険サービス利用:

週に2回デイサービス利用

当事者同士の集まり頻度:

週に1回オレンジカフェ、週に1回本人会議に参加

これまでのあゆみ

2012年(63歳)

違和感を感じ始める

2014年(65歳)

長年勤めた会社を退職する
しばらく悠々自適に暮らしているところ、旧友に会う約束を何度も忘れることを経験する
それによって出不精になり、かかりつけの主治医に相談すると、専門クリニックを紹介される

診断

2018年(69歳)

病院を紹介され、この時に診断を受ける
その落ち込みにより、2ヶ月ほど自宅に引きこもる
介護につながり、人前で話すことが得意であることを生かし、認知症のる人の暮らしを理解してもらうための会で話をする機会を受け始める

2019年(70歳)

今では話し上手な特技を生かし、絵本の読み聞かせなどのイベントで子供たちの人気を集めている

人生・生活の喜び

1

今は諦めてしまった喜び

旅行。昔はいろんなところを飛び回っていた

2

発症後の喜び

デイサービスで気のおけない仲間と一緒に日頃の活動や仕事をすること

今後やってみたいこと

気の置けない人と旅行がしたい!

生活課題

心身機能障害

社会へのメッセージ

人と人とは、対等の関係でないとハートでやり取りができないと感じます。
認知症になったので車の運転ができず行動範囲が狭まります。制約の多い生活です。快適さを求めたらお金が必要になります。楽しもうと思ってもなかなか昔のような自由はありません。でもここ(デイサービス)の連中と思い出話ししながら、よく笑うよね。
みんなで外出など行動をともにできるのはありがたい。

仕事では、自分は世界を見れたし、勉強を常に先々やっていたので、先端を知っていた。交渉相手に「わかってるな」と思われたら、徐々に意見を求められます。最先端の動向を知っておくことは大事ですね。