認知症とともに生きる
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K.O

年齢:

73 歳 (2019年インタビュー時点)

性別:

男性

生年月日:

昭和21年

居住地:

東京都八王子市

同居家族:

妻と2人暮らし

職業:

元大手電機メーカー工場の開発職/元大手電機メーカー子会社勤務

発症年齢:

71 歳頃

診断名:

アルツハイマー型

認知症の評価スケール?Mini-Mental State Examination(MMSE)
国際的に最も広く用いられている本人への質問式の認知症のスクリーニング検査。見当識、記銘力、注意・計算、言語機能、口頭命令動作、図形模写等の認知機能の評価からなり、総得点30点で一般に23点以下を認知症の疑いとする長谷川式スケール(HDS-R)
我が国で広く用いられている本人への質問式の認知症のスクリーニング検査。年齢、見当識、3単語の即時記銘と遅延再生、計算、数字の逆唱、物品記銘、言語流暢性の9項目からなり、総得点30点で、一般に20点以下を認知症の疑いとする。
:

認知症高齢者の日常生活自立度 Ⅱa (2019年5月時点)

要介護度?介護保険制度において、心身の状況に応じて判定される介護の必要度。なんらかの社会的支援を要する要支援(1・2)、部分的(要介護1)から最重度(要介護5)の介護を要する要介護の段階がある。<:

要介護1 (2019年8月時点)

介護保険サービス利用:

週に2回デイサービス利用

当事者同士の集まり頻度:

八王子市いいまちサミット(総合司会)

これまでのあゆみ

2017年(71歳)

退職後間もなく、ものが覚えられなくなり、物忘れが心配になる

診断

2018年(72歳)

受診し、認知症の診断を受ける
妻が包括支援センターに相談する
妻も一緒にデイサービスを見学をし、3ヶ月の体験利用を経て、雰囲気やアクティブな活動が気に入る
介護保険申請をして、週2日デイに行き始める

2018年(72歳)

診断について、自分では認知症にピンとこず、あまり気にしない
しかし、1人で山に行くのはやめようと思う

2019年(73歳)

2011年に穂高で滑落、山は終わりにし、今は山散歩に切り替えている

著書・リンクなど

サイト|いいまちサミット LINK

人生・生活の喜び

1

今は諦めてしまった喜び

山登り(体力がもうない。過信していると山は危ない)

2

発症前後で変わらない喜び

国内・外の旅行に行きたい(出かけることが好き)

3

今は諦めてしまった喜び

サッカーコーチとして子供たちにサッカーを教える(怪我で断念)

今後やってみたいこと

やりたいことという特別なものはたぶんないと思います。やってみても長続きはしないと思うので。よほど仲間やグループを作ってやれるようなことが出てくれば別です。
1人では続かないけど、仲間やグループでやれば続きます。
やってみるしかない。変わったことはできないし。

穏やかに生活していけたらと思うが、なかなか難しいです。

生活課題

心身機能障害

社会へのメッセージ

特別なことはないけれど、若い人が山に行く時に、本当に良く見てリーダーやっているのかそうでないのか、危ないなとか感じたりします。気になります。
(デイサービススタッフ女性「外出時、いつもみんながいるか人数確認や点呼を取ってくれる」)それはもう癖になっちゃってるからね。自分以外は全部危ないと思わないと。

デイサービスでは、いろんな人が来て色々なことをやるので仕事の知識になります。