Y.S
年齢:
85 歳 (2019年12月インタビュー時点)
性別:
女性
生年月日:
1934年
居住地:
千葉県船橋市
発症年齢:
81 歳頃
診断年齢:
81 歳
診断名:
脳血管性型
認知症の評価スケール?Mini-Mental State Examination(MMSE)
国際的に最も広く用いられている本人への質問式の認知症のスクリーニング検査。見当識、記銘力、注意・計算、言語機能、口頭命令動作、図形模写等の認知機能の評価からなり、総得点30点で一般に23点以下を認知症の疑いとする長谷川式スケール(HDS-R)
我が国で広く用いられている本人への質問式の認知症のスクリーニング検査。年齢、見当識、3単語の即時記銘と遅延再生、計算、数字の逆唱、物品記銘、言語流暢性の9項目からなり、総得点30点で、一般に20点以下を認知症の疑いとする。:
MMSE 14点 ((発症当時))
要介護度?介護保険制度において、心身の状況に応じて判定される介護の必要度。なんらかの社会的支援を要する要支援(1・2)、部分的(要介護1)から最重度(要介護5)の介護を要する要介護の段階がある。<:
要介護3
これまでのあゆみ
診断
2015年(81)
オレオレ詐欺に引っ掛かりそうになる
水道の栓の開け方や電気のつけ方が分からなくなる。夫と娘に病院に連れられ脳血管性認知症と診断された
娘宅へ同居、デイサービスを利用。必要時ショートステイも利用。植木の水やり、洗濯物干し、モップがけなどをやる。いっっしょに買い物へ行くこともある
2019年(85)
サービス付き高齢者向け住宅へ入居
洗濯ものを畳んだり、掃除を手伝ったりする
2020年(86)
娘は、母の「働きたい」という言葉を胸に、認知症のある方と家族が集まり、手仕事をする等の場を模索中。デイサービスでもなく、認知症カフェでもなく、社会参加の場として地域の方も巻き込んで会話できる場があるといいと思っている
人生・生活の喜び
1
発症前後で変わらない喜び
歌を歌うのが好き
2
発症前後で変わらない喜び
仕事
3
発症前後で変わらない喜び
ダンス
今後やってみたいこと
何でもチャレンジするのが好きで、ボッチャに参加し大活躍、優勝した。ラン伴も一緒に歩き、最後はスキップしながらゴールした。これからはお仕事や歌をやりたい。
生活課題
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生活11分類生活課題DATA心身機能障害知恵
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着る動作自体は問題なくできるが、着る順番がわからない起床時と就寝時に、ヘルパーに声をかけてもらう
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部屋の鍵のかけ方が分からないヘルパーに声をかけてもらう
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トイレの場所がわからないヘルパーが定時に声をかけてくれる
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会話中に言いたいことがわからなくなると、その言葉に関連した歌を歌い出す
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夫の名前を忘れている部屋に飾っている夫や家族の写真を見て、説明してもらう
心身機能障害
社会へのメッセージ
病気を患っているが体は元気な人が働いたり、社会参加できるシステムを作って欲しいです。